(※この記事は2022年7月1日に更新されました)
- 「戸塚区の就労移行支援を見学したいけど、どこに行けばいいか決められない」
- 「どんな事業所が自分にあっているかわからない」
この記事は、そんな方に向けて書いています。
はじめまして。
この記事では、横浜市戸塚区にある就労移行支援を、現就労移行支援職員であり心理士でもある僕の視点から、ご紹介します。
ですので、この記事を読み終わった後に、あなたが「ここの事業所に見学に行ってみよう!」という状態になっていることを僕はお約束します。
それでは、まいりましょう。
横浜市役戸塚区にある就労移行支援は全部で6軒!
少なくとも僕が調べた限りではという意味で、ここで紹介する就労移行支援は全部で6軒です。
- ココルポート横浜戸塚office
- Smile Step(工事中)
- ディーキャリア戸塚オフィス(工事中)
- ウェルビー戸塚駅前センター(工事中)
- LITARICOワークス横浜戸塚(工事中)
- LITARICOワークス横浜戸塚第2(工事中)
この6軒です。
で、大前提として、あなたがもし「早く就職したい」という気持ちが強い場合は、戸塚区以外の就労移行支援を選ぶのが良さそうです。
なぜなら、下の表をご覧いただくとわかるとおり、戸塚区にある就労移行支援は、どうやら全体的に就労実績が高くありません。
*工事中です。気になる方はブックマークお願いします(^-^)*
とはいえ、「経済的に、電車で遠くには行けない」という方もいらしゃるでしょうから、その場合は、LITARICOワークス横浜戸塚に見学に行ってください。
最新の実績として成果を最もあげているのが、LITARICOワークス横浜戸塚だからです。
このような実態を踏まえて、「働きたいけど、そんなに急いでない」という方であれば、このまま記事をお読みいただければと思います。
ということで、ここからは各事業所を1つずつみていきましょう。
ココルポート横浜戸塚office
ココルポート横浜戸塚officeは、次のような方におすすめです。
- 「うつ病の症状がまだあって、誰かに声をかけてもらわないと落ち込みがちだ」
- 「薬の副作用の影響で、意識がたまに飛んでしまうことがある統合失調症の方」
うつ症状があって、誰かに声をかけてもらわないと落ち込みがち
このような方はココルポート横浜戸塚officeに見学に行ってきてください♬
というのも、ココルポート 横浜戸塚officeの最大の強みは、きめ細かい個別対応にあるからです。
それを可能にしている最も大きな理由に、職員数の多さにあります。
以下は、横浜市戸塚区にある就労移行支援事業所ごとの職員数を示しています。
*工事中です。気になる方はブックマークお願いします(^-^)*
これをみるとココルポート横浜戸塚officeがダントツの9人です。
当然ながら、利用者が増えてくると、訓練にしろ面談にしろ個別で対応できる時間というのは減ってきます。
それは、おそらく満足度を低下させることに繋がっていくと、僕は考えています。
で、表面上どのような影響があるかというと、通所数が明らかに減っていきます。
就労移行支援に通う人は様々ですが、大前提として、1人では一般社会の枠組みに適応困難だという前提があるわけです。
できてたら、別に就労移行支援を利用する必要がないので。
で、何が困難にさせているのかといえば、その1つに「やる気を維持する力」みたいなものがあったりします。
特に、うつ病の方にしてみれば「やる気(意欲)」が改善してくるのは、順番として最後の方です。
ですので、当然ながら「やる気(意欲)」を支えるというのも、また職員の仕事なわけですが、人が少ない事業所ではそれが難しい(笑)
「個別対応の充実」については、おそらくココルポート全体として共有していると僕は考えているので、ココルポート横浜関内officeやココルポート長津田駅前officeの様子も参考にしてください。
ココルポートに見学に行きたい方は⬇︎こちら
ココルポート横浜戸塚officeがおすすめではない方
一方で、次のような方にはおすすめではありません
- 1人で集中して学習したいので、あまり見られていたくないという
長所と短所は表裏一体ということもあり、物事には良い面もあれば、悪い面もあります。
そして職員の数が多いというのは、そのぶん見られている時間も長いということです。
ですので、人目が気になると色々集中できないという方は、あまりオススメできません。
とはいえ、そこの辺は、向こうもプロなので、本人のニーズに合わせてはくれると思いますので、
もしあなたが個別学習に魅力を感じるのであれば、その辺は、さじ加減を確かめるためにも見学に行かれるのがよいと思います。
Smile Step
Smile Stepは、次ような方におすすめです。
- 「お遊びのような、就労移行支援には行きたくない」
- 「かといって、厳しすぎる就労以降支援にも行きたくない」
こんな悩みのある方におすすめです。
なぜなら、その「厳しさ」と「優しさ」、あるいは、「アメ」と「ムチ」のバランスをを兼ね揃えた就労移行支援がSmile Stepだと考えられるからです。
Smile Stepがお遊びではないと考えられる理由
理由の1つに、福祉以外の業界経験スタッフが在籍している点が挙げられます。
なぜなら、福祉の業界のみで働いてきた方というのは、「ケア」を重視した考えがどうにも強い傾向があります。
わかりやすくいうと、「やってあげちゃう」みたいな傾向があることですかね。
例えば、「コピー機の用紙がなくなった」から「変えてあげちゃう」とか、「検索の仕方がわからない」から「調べてあげちゃう」とかそういうことです。
これは、自分がやった方が早いから、そういうことしちゃうのかもしれないけど、就職とは真逆の支援になってますよね。
ですので、そういうところに、異なる業界の経験者が入ってくると、「メリハリ」が生まれます。
「コピー機の用紙がなくなった?」「そんなもん自分でなんとかせえよ」とかそんな感じの考え方が普通だからです。
しかし、やはり就労移行支援が、一般就労が困難な人たちを支援をする場である以上、そんな関わりをしていていは乱暴なわけです。
つまり、どっちの考え方も大事ですが、どっちに偏ってもよくない、大事なのはバランスということになります。
そういう意味でいうと、Smiel Stepのサービス管理責任者さんは、どっぷり福祉に浸かってるようですし、
一方で、産業カウンセラーさんとスタッフさんは、別の業界を経てSmileStepに加わっているようですね。
でもこの写真だけ見ると、どちらかというと「アメ」は「産業カウンセラーさんとスタッフさん」で「ムチ」が「サービス管理責任者さん」という印象ですね_φ( ̄ー ̄ )
まあ、その実態を確かめるという名目で、見学に行ってみてください(笑)
Smile Stepがお遊びではないと考えられる理由~その②~
理由の2つ目に、知性と感性をどちらも大事にしている点が挙げられます。
この話も「バランス」という話に繋がってくるのですが、就労支援という仕事は、心のケアも大事ですが、技術面のサポートも同様に大事です。
そして、その両方がSmile Stepにはあると考えられます。
例えば、この「知性と感性」の両方が必要な話をもう少し具体的にすると次のような事案があります。
就職活動をしていると、当然ながら面接に落ちるということなどよくあるわけです。
不採用になれば、当然気持ちが落ちるというのは理解できます。
理解できますが、1社1社に対して、そんなに落ち込んでいたら、就職する上では困るわけです。
そして、なぜ失敗したかを振り替えり、そして次に活かすわけです。
しかし、ここでこんな議論がなられます。
支援員A「記憶が新しいうちに振り返りをしてもらいましょう」
支援員B「落ちたばかりでそんな気持ちにはなれませんよ。気持ちに寄り添ってあげましょう」
こんな感じの議論です(笑)
これも、要はバランスですね。
面接での受け答えを、改善するためには、振り返りをする必要がありますし、その反面、不採用になったばかりの人にいきなりそれを突きつけるのもどうかとい話になるわけです。
だから、「知的な側面からの支援」と「感情的な側面からの支援」のバランスが大事なのです。
で、Smile Stepにそのような力が備わっていると考えられるのかというと、「知的側面」ってやっぱり文章にあらわれます。
例えば、「パンケーキ爆発から何を学ぶのか」という記事は、切り口としてもそうだし、最終的に、考え方を変えてみるという話に落とし所を作っているあたりがさすが。
一方、「感情的側面」っていうのは、レクリエーションに時間とお金かけてるあたり?
例えば、バス旅行として「マザー牧場」に利用者さんを連れていってるところ?
こういう気分転換が大事だっていうのは、そりゃそうなんですけど、団体で遠出するのって、いろんな制約があるわけです。
そういう中で、それを実行してるのは、やっぱり、その「気持ち」という側面を重視しているからこそだと考えられるわけです。
Smile Stepがおすすめではない人
逆に、Smile Stepがおすすめではないと思われるのは⬇︎こちら。
- 「大手企業に就職したい」という気持ちが強い方
- 「学歴高いけど就労経験がほぼない」という方
このような方々は、他の事業所行ったほうがいいかもしれません。
なぜなら、Smile Stepには、地元の中小企業との繋がりが強いという弱みがあるからです。
というのも、横浜市戸塚区にある就労移行支援のなかでは、リタリコについで歴史が長く、2013年から約10年間積み上げたノウハウがあります。
そして、Smile Step自身、地元企業との連携をアピールしているだけあって、実習先が豊富に確保されているのです。
また、就労実績をみると、本社が横浜市にある企業が多数なのです。
公立大学法人横浜市立大学、株式会社カメガヤ、株式会社イズミ産業、株式会社ウイッシュボンなどの企業がそれを証明しています。
加えて、「地元企業との繋がりの強さ」を示すもう1つの根拠として、Smile Stepの母体である株式会社スマイルワンが、福祉のトータルサポートを事業としている企業であり、生活介護事業所、就労継続支援B型事業所、就労移行支援事業所(Smile Step)の3つの福祉施設を運営し、横浜市戸塚区に根付いているからです。
これは地元企業との接点を作りだす仕組みであり、強みです。
スマイルワンのホームページをみてもらうとわかるのですが、障がいのある方が最初に頼るのは、自分の所属している機関(学校や相談事業所やハローワーク)などかと思います。
そういう方はたくさんの方を見ていますから、この人だったら、「就労移行支援が良さそうだな」とか「B型か生活訓練だけど、一般企業行きたいとか言ってて困るな」みたいなことがわかるわけです。
そういう時に、こういう3つの事業を運営している施設は大変提案しやすいのです。
実際、利用する側からしてみても、とりあえず就労移行でやってみて、ダメだったらB型行くかみたいなことができるので、心理的にも安心感があります。
ですので、こういう事業所は、口コミで評判が広がりやすいです。
で、ハローワークや市役所は、企業の方々ともやりとりもしています。
そういった事情から、Smile Stepは、地元企業との関係性を築いているのだと考えられるのです。
そうなると、当然ながら、Smile Step側として利用者さんに実習や就職して欲しいのは、そういった地元企業ということになります。
良い人を紹介できれば、「またお願いします」という更に信頼が深まりますからね。
ですので、まったく大手企業を受けられないということではもちろんありませんが、大手で働きたいという思いが気持ちがあるのなら、リタリコ とかココルルポーとかそっちの方を検討した方がいいでしょうね。
気になる方は、ブックマークお願いしますd( ̄  ̄)
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