こんにちは、就労コンパスです(^0^)/
今回は、就労移行支援を利用するまでの流れについて紹介しておきます。
全体の流れとしては、以下のスライドを参考にしてみてください。
人によっては「ややこしいわ!」となると思うので、そういう方は、結論をに進んでください(笑)
結論〜面倒な手続きは誰かに頼んじゃいましょう〜
で、結論ですが、今回は2つあります。
第一に、あなたが就労移行支援を早く利用したい、あるいは、手続きが面倒なのであれば、まずお近くの就労移行支援を探し、見学に行ってください。
なぜなら、それが手っ取り早い上に、その手続きに関しては就労移行支援も一生懸命やってくれるからです。下手したら、通所中の支援よりも必死にやってくれます。
第二に、とりあえず就労移行支援を利用したいがのんびり探したいと思ってるなら、まず、市役所に行って申請することをお勧めします。なぜなら、その申請をする流れの中で、就労移行支援の口コミ情報が得られるからです。ですので、そこで得た情報をもとに就労移行支援の見学にいくと良いでしょう。
ですので、あなた現状を踏まえて、就労移行支援の利用を検討ください。
以上を踏まえ、この記事では、以下の方を対象に解説を進めますので悪しからず。
- 就労移行支援を早く利用したい
- 就労移行支援を利用するつもりではいるが、手続きが面倒
ステップ①〜就労移行支援を探す〜
まず、あなたがすべきことは、就労移行支援を探すことです。

具体的な探し方については、いくつかあります。
インターネットで「地域名+就労移行支援」で打ち込み検索する。
検索結果の中から、自分が通える範囲で2~3の事業所を選び、その事業所のHPをみてみましょう。あるいはWAMNET(ワムネット)を使ってみてもいいかもしれません。
興味の持てそうな事業所を見つけたら、ブログをみるようにしてください。なぜなら、ブログが一番事業所ごとの雰囲気をつかみやすい所だからです。例えば、ココルポート、リタリコ、ミラトレにもブログページがあるのでお近くのエリアにで探してみると良いかもしれません。
就労移行支援の選び方がわからないという方は↓↓の記事を参考にしてみてください。
福祉課やハローワークにて紹介してもらう
福祉課の職員さんにおすすめの就労移行支援を提案してもらうというのも1つの手でしょう。人づてに紹介をしてもらうことのメリットは、その事業所の担当さんが普段、どういう風に福祉課やハローワークの職員さんと接しているかを測るバロメーターになるからです。
だって、感じの悪い営業さんがきたところの就労移行支援を紹介するのって嫌じゃないですか?つまり、「どこかいい就労移行支援ありませんか?」と聞かれて紹介してくれた事業所は評価されてるから、あなたに紹介されるというわけです。
お近くのクリニックやスーパーに置いてあるチラシをみてみる
就労移行支援もビジネスなので、利用者さんありきで成り立っています。なので、ポスティングだとか、パンフレットの設置もまあやっているわけです。
ですから、自分の生活圏で利用してる施設とかお店にあるチラシを手に取ってみてそこに問い合わせてみるのも1つの手です。そうすれば、とりあえずあなたの通える範囲にある事業所である可能性は高いからです。
ステップ②〜問い合わせする〜
目ぼしい就労移行支援施設を見つけたら、次にあなたがすべきことは、問い合わせです。

問い合わせの方法としては、主に次の2つです。
電話する(電話してもらう)
あなたが見学に行きたい事業所のチラシが手元にあればそこに番号が書いてありますし、もしチラシがなければその事業所のホームページを検索して調べましょう。
とはいえ、自分で電話するのは緊張するとか、何聞かれるんだろうとかそういう心配がある方もいると思いますので、誰かに電話してもらうというのも1つの方法です。
例えば、家族や、あるいは、ハローワークや福祉課から紹介をしてもらったのであれば、紹介をしてくれた方に電話をお願いしてみるとよいでしょう。
HPから問い合わせメッセージを送る
電話に比べるとこちらのほうがハードルが低いのではないでしょうか。
それにメッセージをおくると言っても、大抵形式が決まっているので、質問に対して答えていくだけです。
あとは、その事業所から連絡がくるはずです。
自分から連絡するより、気持ち的にだいぶ楽でしょう?
ステップ③〜見学・体験〜
さて、問い合わせの連絡が返ってきたら、いよいよ見学や体験の日程を調整する段階です。

ちなみに、見学と体験の違いは以下の通りです。
- 見学・・・事業所の様子を見に行くor話を聞きに行く
- 体験・・・他の利用者さんと一緒に訓練を受けてみる(個別学習やグループワークに参加)
いきなり体験だとハードルが高いということであれば、まずは、見学からはじめてください。
見学だけでも、事業所を案内してくれたりだとか、他の利用者さんの様子、職員さんがどんな風に接してくれるかがわかります。
そこで好感触ということであれば、体験に進んでみてください。
体験をすることで、リアルにそこに通えるかどうかということがわかります。
というのも、困りごとが発生した時に、職員さんが相談にのってくれるか?
一緒に考えてくれるか、そういった姿勢がみえてきますので、体験せずにぱっと決めてしまう人もたまにいるのですが、僕はしっかり体験してから決められるのが良いかと思います。
ステップ④〜通所決定と申請〜
見学・体験を通して、いざ「ここに通いたい」という意思が定まったらその思いを職員さんに伝えてください。「ここに通いたいです」と。

そうすると、あなたはその事業所と「利用契約」を結ぶことになるのですが、そこでに必要なのが「障害福祉サービス受給者証」です。
故に、次にあなたがすべきことは、「この事業所に通います」という旨を「市役所」に申請することです。
とはいえ、手ぶらでいって申請すりゃいいのかというと、そうではありません。
当然ながら、必要な書類があります。
申請に必要なもの
そこで、必要なものの1例が⬇︎です。
- サービス等利用計画(セルフプラン)
- 訓練等給付費支給申請書
- 障害者手帳(自立支援or診断書)
- 印鑑
- 身分証明書(マイナンバーカードがベスト)
- 収入証明
厄介なのは、人によって用意するものが変わってきたりします。
そして、お住いの地域によっては、提出期日があったりもします。
その上、ケースワーカーを通してくださいとか言ってくる自治体もあります。
つまり、何が言いたいかというと、めっちゃめんどくさいということです(笑)
だから、冒頭の結論で「まず就労移行支援の見学をしてください」と言ったのです。
でもって、自分でやろうとすると、次のようなことが起こります。
- 関係機関をたらい回しにされる
- いい加減な人間に当たると適当な情報を教えられる
- 必要書類を把握するのに時間がかかりストレス
しかし、これを就労移行支援に頼むとすごく協力的にやってくれます。
なぜなら、利用者さんを増やすことが収入に繋がっているからです。
ですので、就労移行支援は各自治体の必要書類や、申請する際のルールなどを明確に把握してます。
頼めば同行もしてくれると思います。(頼まなくてもしてくれるところもある)
ですので、そっちの方が圧倒的に効率的かつストレスなく手続きを進めることができるのです。
サービス等利用計画(セルフプラン)の作成も手伝ってくれます。
相談事業所を通すとまた、なんか1から話をしないといけないのも面倒ですから、どう考えて先に見学した方が余計なストレスとか感じずにすみます。
ステップ⑤〜認定調査〜
ということで、めんどうな申請を終えると、いよいよ認定調査が始まりますが、ここまできたらあとは、流れに身を任せてください(笑)

認定調査は以下のような流れで行われます。
- 80項目の聞き取り
- 一次認定(PC判定)
- 二次認定(審査会)
この後は、障害区分の認定通知とか細かいやりとりがあるのですが、まあ、認定されるでしょう。
それによって、障害福祉サービス受給者証が発行されるわけですね。
これをもって、あなたが通う就労移行支援との利用契約がようやくなされるわけです。
お疲れ様でした。
まとめ
長々とお疲れ様でした。
今回のまとめをしてお別れです。
- 就労移行支援を利用するなら、まず見学に行くべし!
- 理由は、利用するまでの手続きがめんどうだから!
- 通いたい就労移行支援を先に決めたら、申請手続はそこで面倒を見てくれる!
- 結果として、余計なストレスから解放される
ということです。 それではまた( ´ ▽ ` )
就労移行支援の選び方がわからないという方は↓↓の記事を参考にしてみてください。
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